1937年パリ生まれ。少年時代からカメラに強い関心を持ち、13歳の時の短編がアマチュア・シネアスト・フェスティバルに入賞。18歳で渡米した際、2本の短編映画を撮影。1960年弱冠22歳で制作会社Le Films 13を設立。テレビ用に海外で短編ドキュメンタリーを多く撮影する。 その後1966年『男と女』を自主製作映画として完成させ、カンヌ映画祭グランプリ、アカデミー賞外国語映画賞、オリジナル脚本賞など、数多くの名誉ある賞を受賞し、一躍時の人となる。 その後、『パリのめぐり逢い』(1967)『白い恋人たち』(1968)など次々と話題作を世に送りだす。 1981年にはジョルジュ・ドンが躍る華麗なボレロが強烈の印象を残す「愛と哀しみのボレロ」を発表し、フランスを代表する監督としての地位を確立する。それ以降も精力的に多くの映画を次々と発表し続け、最新作「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」が今秋に公開される。
【主な監督作】1965『男と女』/ 1967『パリのめぐり逢い』/ 1968『白い恋人たち』/ 1973『男と女の詩』/ 1974『マイ・ラブ』/ 1979『夢追い』/ 1981『愛と哀しみのボレロ』/ 1986『男と女Ⅱ』/ 1988『ライオンと呼ばれた男』/ 1996『男と女、嘘つきな関係』/ 2002『11’09”01/セプテンバー11』/ 2016『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』
1930年南仏生まれ。大学で法律を勉強したが、20歳を過ぎてから演劇に興味を持ち、1955年に映画デビュー。1956年の『素直な悪女』でロジェ・ヴァディム監督にその才能を見出され、共演のブリジット・バルドーとも恋に落ち、話題となる。10年後の1966年『男と女』の大ヒットで一躍世界的に有名になる。さらに、1969年『Z』でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞。その後は、ベルナルド・ベルトルッチ、フランソワ・トリュフォー、クシシュトフ・キェシロフスキなど名監督作品に数多く出演し、演技派俳優としての地位を確立する。 最近では、2012年ミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』で、自宅で妻を献身的に介護する夫役の熱演が記憶に新しい。

【主な出演作】1956 『素直な悪女』/ 1966 『男と女』/ 1969 『Z』/ 1970 『暗殺の森』/ 1982 『日曜日が待ち遠しい』/ 1986 『男と女Ⅱ』/ 1989 『バンカー・パレス・ホテル』/ 1994 『トリコロール/赤の愛』/ 1994『天使が隣で眠る夜』/ 1997 『ティコ・ムーン』/ 1998 『愛する者よ、列車乗れ』/ 2003 『歌え!ジャニス★ジョプリンのように』/ 2012 『愛、アムール』
1932年パリ生まれ。両親は共に俳優。14歳の頃からダンスを習い、1946年『密会』で映画デビュー。1958年『モンパルナスの灯』でジェラール・フィリップと、その後フェデリコ・フェリーニ監督『甘い生活』(1959)と『8 1/2』(1963)でマルチェロ・マストロヤンニとも共演し、その存在感をアピールした。ジャック・ドゥミ監督の『ローラ』(1961)では、その美貌と演技で世界的に注目を浴びる。さらに1966年『男と女』に主演し、ゴールデングローブ賞主演女優賞、英国アカデミー賞外国女優賞を受賞。アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされ、その人気を不動のものとした。1980年「SALTO NEL VUOTO」でカンヌ映画祭主演女優賞受賞。1994年『プレタポルテ』では年齢を超えた美しさを披露して話題となった。『男と女』で共演したピエール・バルーと結婚したが、その後離婚した。

【主な出演作】1946『密会』/ 1958『モンパルナスの灯』/ 1959『甘い生活』/ 1961『ローラ』/ 1963『8 1/2』/ 1966『男と女』/ 1986『男と女Ⅱ』/ 1994『プレタポルテ』/ 1994 『百一夜』/ 1996『男と女、嘘つきな関係』/ 2004『フレンチなしあわせのみつけ方』
1934年パリ生まれ。少年時代に見たマルセル・カルネ監督の『悪魔が夜来る』(1942)に衝撃を受け、一生を音楽と映像と詩に捧げる事を誓う。14歳の頃から作詞作曲しながら世界を放浪する。1960年テネシー・ウイリアムズ作「ガラスの動物園」の舞台で注目を集め俳優としてデビュー。1963年シンガーソングライターとしてAZよりデビューする。同年俳優として、クロードルルーシュ監督に出会う。1964年ルルーシュ監督の『女と猟銃』に出演。1966年『男と女』でヒロインの夫役を演じ、一躍有名になった。音楽家としてポルトガルを旅した際にブラジル音楽のボサノヴァに出会い、フランスに戻りボサノヴァを広める。「男と女」製作中に音楽レーベル『サラヴァ(Saravah)』を設立、独特の制作センスで多くの作品を発表すると共に、日本における「フレンチ・ボサ(French Bossa)」ブームの火付け役も担った。

【主な出演作】1964『女と拳銃』/ 1966『男と女』/ 1967『パリのめぐり逢い』/ 1977『続・男と女』/ 1988 『夏の月夜は御用心』